幼児とゲームの約束ごと:時間・終わり方・遊ぶ環境のヒント

公開日:2026年10月3日

ゲームは親子のコミュニケーションの きっかけになる一方で、「どれくらい遊ばせていいの?」「なかなか やめてくれない」という悩みもつきものです。ここでは、小さな子どもとゲームを楽しむために、家庭で取り入れやすい約束ごとのヒントをまとめました。

時間の目安を知っておく

世界保健機関(WHO)は2019年に、5歳未満の子どもの身体活動・座りがちな行動・睡眠に関するガイドラインを公表しています。その中では、2〜4歳の子どもが座ったまま画面を見る時間は1日1時間以内、少ないほど よいとされています(1歳では推奨されていません)。

ゲームの時間だけでなく、テレビや動画も含めた「画面を見る時間」の合計で考えるのがポイントです。ゲームをする日は動画を少し短くする、など家庭ごとに調整してみてください。

「時間」ではなく「回数」で約束する

「あと10分ね」と言っても、小さな子どもには時間の感覚がまだ つかみにくいものです。おすすめは、「あと2ステージで おしまい」のように回数で区切る方法です。

1ステージが数分で終わるゲームなら、回数の約束がそのまま時間の約束になります。最後の1回の前に「これが最後だよ」と予告しておくと、気持ちの切り替えがしやすくなります。

気持ちよく終わるための工夫

クリアした直後や、うまくいった直後に終えると、子どもは満足した気持ちで ゲームを終えられます。逆に、失敗した直後に「はい おしまい」となると、もう1回やりたい気持ちが残りがちです。

終わったあとに「どのステージが楽しかった?」「つぎは どこまで行けるかな」と話すと、ゲームの時間が会話の時間にもなります。

遊ぶ環境を整える

部屋を明るくして、画面から目を少し離して遊びましょう。タブレットは机に置くか、スタンドを使うと、のぞき込む姿勢になりにくくなります。

長く遊ぶときは、ステージの区切りで遠くを見たり、体を動かしたりする休憩を はさみましょう。寝る直前は興奮して寝つきが悪くなることがあるので、夕食前など時間帯を決めておくのもおすすめです。

いちばん大切なのは「いっしょに」遊ぶこと

子どもが1人で黙々と遊ぶのと、おとなと話しながら遊ぶのとでは、同じゲームでも体験は大きく変わります。ルールを教えたり、作戦を相談したり、うまくいったら いっしょに喜んだり。おとなが隣にいることで、ゲームの時間が親子の時間になります。

さいごに

ここで紹介したのは一例です。お子さまの年齢や性格、ご家庭の方針に合わせて、無理のない約束ごとを作ってみてください。

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